季節の変り目になって来ると、ん~ちょっとダイエット!なんて思いがちです。そんな中で「ファスティング」という言葉を良く耳にするようになりました。いったい何!?もしくは何となくだけど断食やご飯を食べないで、健康に綺麗になる?ような感じかなと。
最近では、表面だけの美しさより、からだの内側から綺麗にして行くという、思考が広まって来ているようです。ファスティングは一度お腹の中を空っぽにし、リセットされた体の内側ら、健康で美しい自分を作り出して行くという事になります。
そんなファスティングとはどういった物なのか、やり方や効果など、ファスティングの2日間でのやり方を解説しています。あなたも、表面ばかりの美しさに捕われず。内側からにじみ出る健康で綺麗な自分を見つけませんか。
Contents
ファスティングとは
ファスティングとは日本語で「断食」や「絶食」を意味する言葉で、決められた期間の間に食事を制限したり、また絶食したりすることで体調を整える民間療法のこといいます。ファスティングは世の中の健康志向の高まりやそれに伴う酵素ブームなどと合わせて、特に若い女性を中心に人気を集めてきてる健康法です。
「ダイエット」だけの目的ではなく、ファスティングすることで精神力や集中力を高めたり、また身体をより健康な方向へ改善する目的で行われます。昔から、日本で断食や絶食は民間療法や修行の目的で行われてきました。
ここで、おすすめするファスティングとは、野菜や果物などのエキスが含まれている、酵素ドリンクを主に栄養補給しながら、体を内側から綺麗にしていく方法を紹介していきます。
ファスティングすると、どうなるの?
ファスティングを行うと身体にどのような変化が現れるのでしょうか?ファスティングは決してダイエットだけを目的にして行われるものではありません。食べないでいることで、食べている限りずっと働き続けている内臓を休めることができます。
内臓を休めると、内臓そのものに元気が戻り活発に働くようになり、特に肝臓が休む事で以下の利点が有ります。
肝臓が休んで元気になると
- ①代謝が良くなります
- 食物からの栄養素は肝臓や胃と腸で分解、吸収され、体が利用しやすい形に分解・合成するはたらきを代謝といいます。代謝が悪いとは栄養素が体に利用し難くなり貯まるということですね。
- ②解毒作用が高まります
- 「肝臓は、摂取した物質(アルコールや薬剤など)や代謝の際に生じた体に有害な物質を、毒性の低い物質に変え、尿や胆汁中に排泄するという解毒作用を持っています。
以上2つの事から肝臓には頑張ってもらいたいものです。
ファスティングを行うと、蓄積されていた老廃物や有害物質がどんどん体外に排出されていきます。そうすることで、ただ痩せるだけではなく身体そのものを健康にすることができるのです。また、ファスティングには高い美容効果も期待されています。
ファスティングで老廃物が体外に排出されることにより、新陳代謝がアップし肌も美しくなると言われています。このように、ファスティングは健康で美しい身体作りを、助けてくれるものなのです。
ファスティング基本的な、やり方の工程
ファスティングは固形物を摂らない代わりに水分で過ごすというもので、基本的にファスティングの期間は2日間です。ここでは、具体的にどうやってファスティングするのかを説明します。ファスティング時の、飲み物は、酵素ドリンクと水で行っていきます。
ファスティング基本的な2日間のやり方
- ファスティング2日間の場合
- ファスティングを行う前に油分の多い食べ物を摂らないようにして、お腹を少しずつ整えていきます。
- 準備期間はファスティングの実施期間と同じくらいの日数にするといいでしょう。
- 今回は2日間のファスティングという設定で説明いたします。
- 準備期間:断食前の1~2日間
- 最低でも実行する1日前からは白米に味噌汁、煮物に魚といった和食に切り替え、油を控えておきます。
- 間食も取らないようにしましょう。
- 実行する前日の夕ご飯は、量をいつもの7割~8割程度に抑えておくといいでしょう。
- 断食期間:2日間・断食期間の食事内容
- 朝は起きたら、沸騰した白湯をゆっく飲みましょう。
- 栄養補給は酵素ドリンクで行います。
- 水は、1~2リットル、喉が渇けば必要におおじて取って下さい。
- お腹が空いて挫けそうな時は、黒糖を口に中でゆっくり溶かして空腹感を紛らわすのもおすすめです。
- 復食期間:断食後2日間・復食期間の食事内容
- 消化の良いものから少しずつ食べていきます。
- 断食後2日目までは、いきなり通常の食事量に戻さないようにしましょう。
- 肉や油物は控えてください。
- 以後、少しずつ通常の食事に戻していくことが大切です。
- サイクルは1カ月に1度行うのが理想でしょう。
最後の復食時期はお腹も空いてて焦りですが、ゆっくり始めましょう。
ファスティングでダイエットできたり身体の調子が良くなったりしても、そのあとに飲みすぎたり食べ過ぎたりしてしまうと意味がなくなります。普段から健康に留意することも大事ですね。
ファスティング終了後は、回復食から始めましょう。
デトックス効果やダイエット効果があるファスティングは、体内に溜まった古い食物の残骸や老廃物を体外に排出させます。お腹の中が0(ゼロ)の状態になってくれてるので、この後の最初の食事が大切になってきます。それが、ファスティング後の回復食です。
新しく生まれ変わった、あなたが初めて口にする食事と言っても過言ではありません。ファスティング後のおすすめメニューを、まとめましたので参考にしてください。
ファスティング後の回復食 おすすめ6つのメニュー
2日断食したら、2日かけて回復していくのが効果的です。
- ①味噌汁・野菜スープ
- 断食後、初めの回復食は具なし、薄味のメニューから始めていきます。
- 断食中に休息していた内臓を優しく回復させる為、少しずつ食べて行きましょう。
- ②柔らか目のおかゆ
- 少量であれば、梅干しや、ひじきなどのメニューを加えても構いません。
- 固形物を入れた場合は、よく噛んで細かくする事を忘れないようにしてください。
- ③ヨーグルトやすったりんご
- ヨーグルト類のメニューは乳酸菌の働きで整腸作用があるので、おすすめです。
- りんごは、すったものにしましょう、食物繊維が十分に摂れます。
- ④豆腐・豆乳・細かくした納豆
- 断食のあとの回復食には、タンパク質が不可欠になってきます。
- 高たんぱくで低脂肪な豆乳やお豆腐は、ファスティング後の食事にピッタリです。
- タンパク質は筋肉量を増やし、太りにくいからだを作るためにもとても大切です。
- ⑤うどん
- うどんは胃腸で早く消化されるため、体に負担が小さいメニューです。
- お出しは薄めにしてくださいね。
- 強い塩分は食欲を増大させますので、腹八分目ということを忘れないように。
- ⑥温野菜
- 回復食には、よく加熱し、溶けている状態のものからはじめるようにしましょう。
- 油ものは避け、塩や少量のお醤油、などでいただくようにしましょう。
固形のものは断食後の回復食のメニューでは避けてください。柔らかい物、温かい物
消化の良い物からゆっくり始めましょう。
ファスティング後、これは避けたい3つのメニュー
もう少し我慢のメニュー
- ①カフェインは避けましょう。
- コーヒーや紅茶、緑茶などは胃腸に負担がかかりやすく、断食後の内臓には刺激が強いものです。
- 喉が渇いたとき時には、白湯や、酵素ドリンクで喉を潤すように心がけてください。
- ②焼き物や揚げ物など消化の悪いものは避けましょう。
- 焼き物や揚げ物などいきなりですと胃腸の負担が大きくなります。
- ファスティングは固形物を体内に入れないことで胃腸を休ませることが最大の目的にあります。
- せっかく休ませた胃腸を回復食で高稼働させてしまっては本末転倒になってしまいますね。
- ③がんも、油揚げ、おから、皮付きの豆類などは避けましょう。
- 豆腐や豆乳と違って、がんも、油揚げ、おから、皮付きの豆類などは、想像以上に消化が悪く、胃腸に大きな負担がかかってしまいます。
ファスティング終了後5~7日間開ければ取り入れていいでしょう。
ファスティングの効果
ファスティング嬉しい5つの効果
- 1腸内器官を休ませ本来の機能を取り戻す
- 現代人は食生活の乱れから、胃や腸などの消化器も、常に働きすぎの状態になってます。ファスティングで胃腸を休ませることによって、本来の働きを取り戻し、消化能力、吸収力、解毒などを高めることができます。
- 2ダイエット&メタボの改善
- 胃腸の消化能力が低下していると、消化不良を起こし、栄養が中性脂肪などの形で蓄えられやすくなります。しかしファスティングで内臓を休ませることで、消化能力、吸収力が高まり、代謝や排泄力が向上し、ダイエット・メタボの改善につながります。
- 3便秘が改善され気分もスッキリ
- 胃腸本来の消化能力が落ちていたり、腸の動運動がマヒしていたりすると、便通が悪くなります。ファスティングによって消化能力が改善することで、腸内の運動が活発になり便秘も改善され、デトックス効果が高まります。
- 4美肌効果
- ファスティングにより、酵素の栄養素だけが吸収されている偽、腸の中で本来は吸収されないような老廃物も吸収され無くなり、美肌効果もあがります。
- 5体の免疫力がアップ
- ファスティングにより、腸内環境がリセットされるので、元気を取り戻した内臓器官が代謝を良くし、栄養素の吸収、解毒作用が高まり免疫力がアップします。
内側からどんどん綺麗になって行きますね。
自分の体に合わせてファスティング
ファスティングは1カ月~2カ月に1度など定期的に行うことで体を内側から内蔵環境をリセットことが出来ます。いつ行うかは自分の体調や事情に合わせるのが一番ですが、週末など仕事のないときに行うと生活への影響が気になりません。
外出や人に会う予定のない休日にファスティングをすれば、空腹を我慢しやすいのでおすすめです。自分の体調や事情に合わせたやり方で無理のない方法で行いましょう。
まとめ
- ファスティングとは
- 「断食」「絶食」を意味する言葉で、固形物をとらずに水分だけを取り、内蔵環境を休ませ体をリセットすることです。
- ファスティングすると、どうなるのか
- お腹の中が空っぽになり、内蔵環境も元気になり消化、吸収、解毒が速やかになります。
- ファスティングやり方・工程
- 基本的に2日間で行います。
- 準備期間2日間・和食中心に食べる量を減らして行きます。
- 断食期間1日目・酵素ドリンクで栄養補給し、体の中の物を外に出す。
- 断食期間2日目・酵素ドリンクで栄養補給し、内蔵環境を休ませる。
- 復食期間2日間・スープ、おかゆ、湯豆腐などのように徐々に通常食に戻します。
- ファスティングごの注意点
- 2日間が基本でそれ以上は危険です。
- ファスティング後の復食期間は食べたい気持ちを抑え、温かい物、柔らかい物、消化に良い物から始める。
- ファスティングの効果
- 体内を空にし、リセットしてるので栄養の吸収、代謝、解毒がスムーズになり、健康、美容、共に充実。
断食は、病気の治療にも用いられている方法ですが、一つ間違えると大切な体を壊してしまうことにも、なりかねません。2日間の日数を守り、正しいやり方でファスティングを行えば、内側からにじみ出る健康で美しい、生まれ変わったあなたになれるでしょう。